イベント情報

京都市学校歴史博物館特別展「開館20周年記念 画題で見る 近代の日本画表現」

実施時期

平成30年10月6日(土)~平成30年12月11日(火)

実施場所

京都市学校歴史博物館

1 展示概要

近代日本画の見どころのひとつは,画家たちの華々しい個性の競演です。それ以前の近世では,基本的に,円山派,四条派など絵師の流派によって決まった様式を学び絵画制作を行っていたため,流派様式を超えた画家の強い自己表現はあまり見られませんでした。しかし明治後期以降になると,画家たちは,流派にしばられず,個々に新しい日本画表現を探究するようになります。古画や,西洋画の表現も学び,写生を積極的に作品に反映させるなどして個性的な絵画が多く制作されました。そうした自分なりの表現を模索する中で,画家は自身が得意とし,画業を代表する画題を発見していきました。

本展では,明治後期から昭和期に,日本画にどのような個性があらわれたのかについて,作品約50点を展示して振り返ります。それらを山水,花鳥,人物という画題に分けて展示し,同一画題の作品同士を比較することで,画家の個性を浮き彫りにします。

http://kyo-gakurehaku.jp/

2 関連イベント

  • 関連講演会「日本画とその画題―山水・花鳥・人物の変遷―」

 

講師:森光彦(当館学芸員)

日時:10月28日(日)午後2時~午後3時30分

会場:当館3階講義室

内容:日本で描かれてきた絵画は,どのようなものを対象として描いてきたのか。また,近世から近代に移り変わるとき,それはどう変化してきたのか。本講座では日本における画題の代表であった山水,花鳥,人物に注目し,その変遷をたどる。

定員:70名(要申込/先着順)

(2)「山水画と風景画」

講師:廣田孝(京都女子大学名誉教授)

日時:12月2日(日)午後2時~午後3時30分

会場:当館3階講義室

内容:山水画と風景画。このふたつの分野は何となく区別して,イメージしている。京都画壇では明治から大正にかけて山水画から風景画へと代わった。この変化を取り上げてみる。これらの分野について確かめたあと,日本画作品を取り上げて具体的に検討する。なじみの深い日本画家の作品をスライドで呈示する。

定員:70名(要申込/先着順)

  • 開館20周年記念対談「京都の美術を育んだもの」

 

登壇者:榊原吉郎(京都市立芸術大学名誉教授)

上村淳之(日本画家,当館館長)

日時:11月25日(日)午後2時~午後3時30分

会場:当館2階講堂

内容:京都市学校歴史博物館は平成10年11月11日に開館し,今年は開館20周年に当たる。それを記念して,このたび特別対談を行う。近代美術研究がご専門の榊原吉郎先生をお招きし,当館館長で日本画家である上村淳之と,京都の美術を育んだ様々な事柄についてお話頂く。京都独自の文化を作品に反映させた画家たちや,その研鑽の場となった絵画学校,これからの京都美術についてなど,興味のつきない話題を縦横無尽に語って頂く。

定員:120名(要申込/先着順)

 

<受付>(1)~(3)とも,希望される講演会・対談名,参加代表者氏名,代表者の電話番号,参加人数を明記のうえ,下記いずれかの方法により京都市学校歴史博物館へ申込

○TEL:075-344-1305(午前9時~午後5時,水曜日休館)

○FAX:075-344-1327(24時間受付)

○電子メール:rekihaku-jigyou@edu.city.kyoto.jp(PCのみ可。携帯不可。)