イベント情報

スポット展示「明治33年 釈迦真骨の奉迎行列」

実施時期

平成29年8月3日(木)~9月26日(火)

実施場所

歴史資料館

開催概要

仏教を開いたとされる釈迦(釈尊,ゴータマ・シッダールタ)の遺骨は「舎利(しゃり)」と呼ばれ,日本にも伝来しましたが,その多くは玉や宝石の類いでした。ところが 1900(明治 33)年になって,本物とされる遺骨(真骨)が,シャム国(現在のタイ王国)から日本に贈られました。
今回のスポット展示では,昨年寄贈いただいた史料のうちから,釈迦の真骨を迎え,それを東山区の妙法院に設けられた仮奉安所まで送った行列を描いた刷物を御覧いただきます。

展示期間 平成29年8月3日(木)〜9月26日(火)
午前9時〜午後5時
※休館日 月曜日,祝日
会場 京都市歴史資料館1階 展示室(上京区寺町通丸太町上る)
展示品 刷物(行列図)1点「釈尊御遺形奉迎御行列之図」(明治33年)京都市歴史資料館所蔵「五十嵐隆明氏旧蔵文書」
入館料 無料
問合せ先 京都市歴史資料館 電話(075)241-4312
解説 本釈迦真骨の由来について
1898(明治 31)年,北インドのピプラーワーで骨壺が発掘され,刻まれた文字から入っている骨が釈迦の遺骨(真骨)であることがわかりました。この真骨は,インドからタイに贈られ,さらにタイから日本へ分骨されました。日本では,ひとまず京都の妙法院に仮安置することとなり,1900(明治33)年7 月19 日,これを妙法院に納めるための行列が盛大に執り行われました。今回の展示品は,この時の行列を伝える刷物です。
この刷物が作成された目的ははっきりしませんが,真骨を日本に迎えたことを記念して関係者に配付されたり,販売されたりしたものと考えられ,かわら版のような速報性を持つものではなかったようです。
なお,この真骨の最終的な安置場所については,なかなか意見がまとまらず,1902(明治 35)年になってようやく名古屋市に決まりました。奉安所として超宗派の寺院「日泰寺(にったいじ)」(名古屋市千種区)が建立され,その住職には,国内仏教の各宗派の管長が輪番で住職に任ぜられるなど,現在に至るまで大切に安置されています。

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京都市歴史資料館 スポット展示「明治33年 釈迦真骨の奉迎行列」の開催について